
竹返し
歴史
竹返しは日本古来の遊びでその歴史は古く、一説によれば平安時代から存在したとか?
名称は竹べら遊び、竹おとし、竹ならべ、竹なんご、六歌仙など地域によって様々です。
加工の容易なことや形を揃えやすいなど、竹は優れた特質を持っています。
昔から身の回りにある竹製の生活用品などを使って、遊びを思いついても不思議はないですね。
また食器、家具建築材、時には武器など竹の活用範囲は本当に広いもの。
日本の生活文化と切り離しては考えられない伝統ある遊びの一つなのです。
遊びの内容
幅は約15ミリ、厚さは約4ミリ、長さは20~24センチぐらいの棒状の竹(竹ピース)が遊びの主役でこのピース4本を一組としてゲームを始めます。
遊び方はピースを投げたり、回転させたり、床に置いた状態のものを素早く手を返して掴んだりします。
さらにピースの本数を変えるなど組み合わせの変化により、遊びの種類は沢山あります。
基本的な遊びでは「なげ」「たち」「きり」「ひねり」「かえし」「ねじり」「われ」などがあります。
作り方
一本のピースは 幅:15ミリ 厚さ:4ミリ 長さ:22センチくらいの形に仕上がれば完了です。
しかしサイズはあくまでも参考値で決まったサイズではありません。
同じサイズのピース4本が一組ですが技によっては4~10本あるとより楽しめます。
竹は怪我をしやすいので注意が必要です。
ヤスリやサンドペーパーなどで表面を滑らかに仕上げるよう心掛けましょう。
竹以外では割りばしなどを使って遊ぶことも可能です。